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女優
第4章 第二部 AV嬢として
制作会社からは
そろそろ中出しを撮らせてくれと
何度も催促されていた。
だが、好みのタイプでもない男優の体液を
膣で受け止める事にどうしても抵抗があり、
ましてや中出しをさせないというポリシーが
女優としてのプライドだというのが
愛子の持論だった。
こんなものでいいか…
男優は大雑把に己が射精した体液を拭うと
サッサとベッドから降りてガウンを羽織り、
スタッフに「シャワー、行ってきま~ す」と
断りを入れて部屋を出て行った。
汚された私より先にシャワーを使うなんて…
あの人の辞書には
レディファーストという文字がないのかしら…
ADの女性がおしぼりで
男優が拭き洩らしたザーメンを
綺麗に拭き上げてくれた。