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女優
第8章 第三部 序章~ネットカフェにて~
会計へ向かう途中、
ペアシートの前を通りかかると
鼻にかかった甘い声が漏れていた。
「あん…気持ちいい…もっと動いてぇ~」
小声ではあるが静かなネットカフェの場内では
しっかりと聞こえる。
声のするブースに近づいてみると
目隠しのために小窓に掛けられている
ひざ掛けがめくれ上がり
中の様子が見えた。
男女が交じりあっていた。
互いに着衣ではあるが女は
Tシャツを捲くりあげられ
おっぱいが露出していた。
男の手はその豊満な胸を揉みしだいている。
下半身はヌードで
男のイチモツが女のおまんこに
深々と突き刺さっている。
『ウソ…!こんな公共のスペースで…』
愛子は信じられなかった。
以前に空席のペアシートを覗いてみたことがあり、
チェアでなくフラットなスペースに
クッションシートが敷き詰められていることに
違和感を感じたが、
愛し合う二人のための空間になるように
設計されていたのだと
ブースの中でSEX中の二人を見て納得した。
二人は佳境に入り始めたのか
腰の動きが激しくなってゆく。
女の表情が苦悶してゆく。
「イキそう・・・ねえ、イキそうよ!」
女が宣言し
「あああ!!ダメ!逝っちゃう!!」と
声が大きくなる。
男は慌てて女の口を手で塞ぐ。
女の声は手で遮られているにも関わらず
「あ゛!あ゛ぁ゛~~~っ!!!」と
女のイキかたが激しかったのがわかりました。