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女優
第8章 第三部 序章~ネットカフェにて~
「激しかったですね」
不意に肩ごしに男の声がしたので
愛子は慌てて振り返った。
そこには顔を上気させた店員が立っていた。
「あ、あの…
こんな行為は許可しているんですか?」
愛子は素直な疑問を投げかけた。
「もちろん御法度ですよ。
でも、あんまり目くじらを立てても
客が離れてしまいますから」
そう言って、続け様に
「お客様はお一人でご利用ですか?」
と問いかけた。
愛子は素直に「はい、そうです」と答えた。
「こういうのを覗くと…ヤリたくなりません?」
「え?」
店員の男の手が愛子の腰を抱く。
「ちょっと!何するんですか!?」
抵抗しようとする愛子の口を素早く手で塞ぎ、
空席の向かい側のペアシートブースに
愛子を引きずり込んだ。
フラットシートに押し倒された愛子に
店員の男が覆いかぶさる。
左手は愛子の口を塞いだまま
右手はズボンのチャックを下ろして
いきり立ったイチモツを引っ張り出した。