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猫探偵の恋
第3章 泥酔して寝るなんて by海
目が覚めた私は、
誰かの背中におんぶされていた。
酔っ払ってグルグル回っている目の前に頭が見える。
「ちょっ…やだっ!
降ろして?」と脚をバタつかせると、
頭がこちらの方を向いて、
「やっと起きた。
大丈夫?あんな処で寝てるから、
死んでるかと思った」と笑った。
…洋平さんだった。
「えっ?何で?」
「ボス猫と喋りながら寝ちゃったんでしょ?
飲み過ぎ?
ライブの後、こんな時間まで呑んでたの?」
うん。
これは夢だ。
夢だから我が儘言っても、
何をしても良い。
私はもう一度、寝ることにした。
「ちょっと…
送りたいんだけど、家、どっち?」と言う声が聴こえたような気もした。
私は笑いながら、きっぱり、
「洋平さんの家に行く」と言って、
本格的に寝てしまった。
そして、次に目が覚めた時は、
知らない部屋のベッドの上だった。
「水…飲みたい」と呻いてしまうと、
ペットボトルを渡される。
細くて長い指の先を辿ると、
やっぱり洋平さんが居る。
良い夢だな。
二度寝しても続きが見れてる。
「開かない…」
力が入らなくてキャップすら回せない。
洋平さんは小さく溜息をつくと、
キャップを緩めてくれる。
「飲めない…」
ペットボトルも上手く持っていられない。
洋平さんは、自分で水を口に含むと、
いきなりキスをして、
ゆるゆると水を飲ませてくれる。
半分くらいこぼしてしまった。
「もっと…」
洋平さんは同じようにしてくれるから、
私は両腕を洋平さんの首に巻き付けてキスしてみた。
凄いリアルな夢だな。
洋平さんのシャンプーの匂いとかもしてる…?
ん?
そんな夢ってあるの?
私は少し混乱して、
洋平さんの身体を押し返そうとしたけど、
力が入らなくて、
小さくもがいただけだった。
洋平さんのキスが、
どんどん深いものに変わっていく。
酔いが少しずつ覚めていく代わりに、
私の奥で、何かむず痒いモノを感じる。
そして、絡み合う2人の姿が
フラッシュバックする。
「洋平さん…?
これ、夢なの?」
私がそう言うと、
洋平さんはキスをやめて、
私の顔を見る。
「夢みたいだけど、
俺にとっては現実。
ごめん。もう、止まらないよ?」
そういうと、耳朶や首筋にキスをしながら、
私のTシャツを捲って、ブラに手を掛けた。
誰かの背中におんぶされていた。
酔っ払ってグルグル回っている目の前に頭が見える。
「ちょっ…やだっ!
降ろして?」と脚をバタつかせると、
頭がこちらの方を向いて、
「やっと起きた。
大丈夫?あんな処で寝てるから、
死んでるかと思った」と笑った。
…洋平さんだった。
「えっ?何で?」
「ボス猫と喋りながら寝ちゃったんでしょ?
飲み過ぎ?
ライブの後、こんな時間まで呑んでたの?」
うん。
これは夢だ。
夢だから我が儘言っても、
何をしても良い。
私はもう一度、寝ることにした。
「ちょっと…
送りたいんだけど、家、どっち?」と言う声が聴こえたような気もした。
私は笑いながら、きっぱり、
「洋平さんの家に行く」と言って、
本格的に寝てしまった。
そして、次に目が覚めた時は、
知らない部屋のベッドの上だった。
「水…飲みたい」と呻いてしまうと、
ペットボトルを渡される。
細くて長い指の先を辿ると、
やっぱり洋平さんが居る。
良い夢だな。
二度寝しても続きが見れてる。
「開かない…」
力が入らなくてキャップすら回せない。
洋平さんは小さく溜息をつくと、
キャップを緩めてくれる。
「飲めない…」
ペットボトルも上手く持っていられない。
洋平さんは、自分で水を口に含むと、
いきなりキスをして、
ゆるゆると水を飲ませてくれる。
半分くらいこぼしてしまった。
「もっと…」
洋平さんは同じようにしてくれるから、
私は両腕を洋平さんの首に巻き付けてキスしてみた。
凄いリアルな夢だな。
洋平さんのシャンプーの匂いとかもしてる…?
ん?
そんな夢ってあるの?
私は少し混乱して、
洋平さんの身体を押し返そうとしたけど、
力が入らなくて、
小さくもがいただけだった。
洋平さんのキスが、
どんどん深いものに変わっていく。
酔いが少しずつ覚めていく代わりに、
私の奥で、何かむず痒いモノを感じる。
そして、絡み合う2人の姿が
フラッシュバックする。
「洋平さん…?
これ、夢なの?」
私がそう言うと、
洋平さんはキスをやめて、
私の顔を見る。
「夢みたいだけど、
俺にとっては現実。
ごめん。もう、止まらないよ?」
そういうと、耳朶や首筋にキスをしながら、
私のTシャツを捲って、ブラに手を掛けた。