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陽炎日記
第2章 麻友子
 ストッキングとパンティ越しでお豆さんの感触は判らなかったがこの反応は間違いない。今俺の中指の腹の下にクリトリスが有る!
 思わず知らず頬をニヤリと歪めると指に力を入れる。速度と力にランダムな緩急を付ける。時に焦らし時に責める。
 女は頬を紅潮させ半開きになった唇から荒くも甘い呼気を漏らす。
 「!」
 喘ぎ声が漏れそうになったのだろう。慌てた様子で右手で口を覆う。
 良い子だ。そのまま逃げたりしなければもっと気持ち良くしてやる。
 脚の間に挟んでいた足を抜いても女の膝はだらしなく開いたままだ。その左脚を俺の右膝の上に乗せるが抵抗はない。すっかりクリトリスから送られる快楽に溺れている。
 周りに人目が無いのを良いことにスカートの裾を太股の付け根まで捲り上げると左手を差し込んでストッキングごとパンティのウエストゴムを引っ張る。
 出来上がった空間に右手を挿し込む。1秒と掛からない早業だ。
 直に触るオマンコは愛液でグッショリと濡れている。指先で秘裂をなぞり確りと指先を湿らすとクリトリス責めを再開する。邪魔な布地がないのだ。プックリと膨らんだお豆を探すのに苦労はない。掌に繁ったマン毛のザラザラした感触を受けながらもっと弄ってと必死に自己主張するクリトリスを撫で回す。爪で軽く引っ掻いてやると腰を震わせ愛液をピュッと噴き出す。
 どうも優しくされるより激しくされる方がお好みらしい。試しに中指と親指でクリトリスを抓ってみる。
 「ヒィ!」
 押さえつけた手の下で息を呑み背筋を反らすと勢い余って後頭部を窓にぶつけた。
 車内に響くゴン!という音に何事かと一瞬視線が集まるが直ぐに皆自分の世界に帰っていく。
 現代人が赤の他人に関心を持ち続ける時間などたかが知れてる。無関心万歳だ。
 俺は食指の上に中指を重ねると指先を膣口に挿入る。クリ責めでトロトロに蕩けている女は拒みもしない。
 第二関節まで熱い蜜壺に挿し込みと指の腹を膣壁に当てGスポットを探る。愛液まみれの指先がざらついた天井に触れる。そこを円を描くように捏ねてやると早かった女の呼吸が更に速度をまし、イヤイヤをするように首を振る。
 「気持ちいいのか?」
 耳許で囁くと女は数秒の間を置いてコクりと頷いた。
 姿は見えなくても隣に痴漢が座っているのは間違いない。
 今の女には姿が見えようが見えまいが関係ない。
 
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