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見えない男の淫乱物語
第7章 凶暴化する幸太郎

『次の獲物はここで見つけよう』

幸太郎は派手に7の文字が
掲げられているコンビニの
レジの女に目を着けた。


店の前に立つと
透明化されていてもセンサーが感知するのか
自動ドアが開いたので中に飛び込んだ。

二つ並んでいるレジのひとつに
店長らしき男が立っていて

見向きもせずにドアの開く音に反応して
「いらっしゃいませ」と声を出した。


そしてもう片方のレジに立つ
バイトらしき女の子に向かって

「麻衣子ちゃん、
お客さまがいらっしゃったら挨拶しなさい」
と小声でたしなめた。

「店長、誰も来てませんよ」

諌められたことが不服なのか
ややムッとした声で
麻衣子という女の子は言い訳をした。


「そんなはずはないだろう」

ドアが開いたじゃないかと言いながら
店長は店内を見渡した。

確かに麻衣子の言うように
店内はガランとしていた。


「変だなあ、ドアの故障かな?」

店長はレジカウンターから出て
ドアを確認しに行った。

その隙に幸太郎はレジカウンターに忍び込んだ。

カウンター内には
唐揚げが揚がるいい匂いがしていた。

いい匂いだと思いながらも
不思議と幸太郎は食欲を感じなかった。

いや、そもそも空腹感など
これっぽっちもないのだ。

食欲も睡眠欲も欲という欲が
すべて性欲に回されているようだった。


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