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見えない男の淫乱物語
第8章 高校教師

「何、これ…」
鏡の中の姿を見て聖子は腰が抜けるほど驚いた。
艶々とした黒髪が老婆のように真っ白になり、
とび色の瞳もピンク色に変わってしまっていた。
おまけに元来、白かった肌は
より一層に白さを増していた。
『アルビノ?』
元来、アルビノは先天性のものだ。
『あ、もしかして、さっきのガスが…』
そう、考えられるのは先ほど吸い込んだガスが
聖子本来の色素を破壊したのかもしれなかった。
「元に戻るのかしら…」
戻せるとすれば、
あの薬を開発した教授以外に考えられなかった。
『先生…どこへ行ってしまったんですか?』
早く戻ってきて欲しいと聖子は涙を流した。
助手の聖子の身に
異変が起きているとも知らずに
幸太郎は街をさ迷っていた。
女を求めていたが、
誰でもいいというわけでもなかった。
早く目ぼしい女を見つけて
愛液をすすらなければ
喉が渇いて死にそうだった。
ふと目に留まったのは「私立 正史学園高等部」と書かれた校門があった。
よし、次はここだ!若いJKを頂くとするか…
幸太郎は意気揚々と校門をくぐり抜けた。
放課後の教室はガランとしていた。
校庭では部活の生徒達だろう
陸上トラックを必死に駆けていた。
生徒達の姿を見て幸太郎はハッと気づいた。
『ここは男子校だった!』

