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兄と妹~本能のおもむくままに~
第4章 伸二の逆襲
処女を捨てる最初の男は
兄の啓司に捧げると決めていた美穂だったが
伸二にクンニを施され、胸を揉まれては
居ても立ってもおられない。
今は好奇心に満ちて、初体験を終えたいという
一人の女子高生になっていた。
『舐められただけで
あんなに気持ちいいんだもん
挿入されたらそれ以上の快感が
やってくるに違いないわ』
いつかは啓司に抱かれたいとは思うが
それはいつになることやら…
その間に自分の体が
賞味期限を過ぎてしまうかもしれない。
今が乙女から女に
脱皮するチャンスなのかもしれないと
伸二を迎え入れる決意を固めた。
焦れったくて美穂は
伸二のペニスに手を伸ばした。
初めてペニスを触ったときは驚いたが
カラオケボックスで免疫が出来ていたので
恐れることなくしっかりと握ることが出来た。
「ここよ」
亀頭の先っぽをいつも指で遊ぶ部分へと導いた。
「よ、よし!入れるぞ…」
挿入すると宣言したものの伸二は躊躇った。
まだ美穂の口から
「好き」とも「付き合いたい」とも
言ってもらってないからだ。
「なあ、お前、俺の事が好きなんだよな?」
挿入するぞと言っておきながら
このタイミングでそんなことを聞く?
美穂の気持ちが一気に萎えた。
「やあ~めた!」
おまんこにロックオンしていたペニスを外した。