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早熟桃の発情期
第9章 破瓜
桃香は箱を開けて、机の上に中身を出す。
丸いものが入った袋が連なっている。

「1ダースって書いてあるけど、12個も無いよ」
桃香は拓斗に尋ねる。

「コンドームを着ける練習に使った」
拓斗が答える。

「練習?」

「うん。 裏表とか、空気を抜くとか、いろいろ面倒なんだ。 精液が溜まったコンドームから、精液を漏らさない練習もしたよ」

「コンドームに精液を溜めたの?」

「コンドームを着けてオナニーした」

「いろいろ面倒だったんだね。 私のためにありがとうね」

「僕がセックスをしたいんだから、僕のためだよ」

「セックスは二人で一緒に気持ちよくなるんだから、二人のためね」

そしてベッドサイドに並んで座って、拓斗と桃香は唇を重ねる。

キスをしながら、二人は自分で服を脱ぐ。

セックスを伴わない性交渉は、何度も経験している二人だ。
拓斗の舌と指遣いで、桃香の膣が蜜で満ちる。
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