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早熟桃の発情期
第10章 ノーパン
「本当にちょっとだけだからね」
ジャングルジムの横に立ち、桃香は鉄パイプを握る。

太陽光で熱せられて、鉄パイプが熱い。
誰もおらず閑散としているのも理解できる。

体育全般が苦手な桃香だが、ジャングルジムに登ることくらいは出来る。
そして、幼い頃に父親にこの公園に連れてこられて、このジャングルジムの構造は何となく覚えている。

鉄パイプに足を掛け、桃香は一段ずつ登る。
桃香の大きなお尻が揺れる。

そして桃香は、頂上にたどり着く。
拓斗はジャングルジムの中に入って、桃香を見上げている。

「脚を広げて、スカートの中を見せてよ」
拓斗が桃香を見上げて言う。

「恥ずかしいよ…」
そう言いつつ、桃香は拓斗の指示に従う。

下にいる拓斗にスカートの中を見せつけるように、ジャングルジムの頂上でしゃがみ、桃香は大きく脚を開く。

「見えないよ」
拓斗が言う。

「嘘よっ、十分に見えてるはずよ」

「本当に見えないよ」

太陽の光があまりにも強く、周囲が明るく、スカートの中が陰になって、脚を広げただけでは暗くて中身が見えない。
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