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第11章 夏休みの宿題

先ほどのセックスの後、拓斗はまだ服を着ておらず、全裸だ。

裸エプロンの桃香と全裸の拓斗が、キッチンに並んでフルーチェを作る。

本当は、女性に裸エプロンをさせるときは、男性はきちんと服を着ておくほうが、趣がある。
でも、中学１年生の拓斗には、まだその趣は理解出来ない。

フルーチェを作るのは簡単だ。
ボウルに『フルーチェの素』を入れ、冷えた牛乳を加えて、スプーンで掻き混ぜる。

モモの香りが漂う。

フルーチェを作りながらも、拓斗は桃香のお尻が気になる。
裸エプロンで、桃のようなお尻が剥き出しになっている。

ボウルの中で牛乳が固まり、とろりとしたクリーム状になる。
ボウル一杯のフルーチェが完成だ。

桃香はボウルからフルーチェを指で掬って、そのまま味見する。

「おいしい」
桃香は笑顔を見せる。

拓斗も味見しようとして、ボウルに指を伸ばす。
その指を桃香が制する。

桃香はエッチな女の子だから、エッチなことがしたい。
桃香は自分の指でフルーチェを掬って、その指を拓斗の口元に突き出す。