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早熟桃の発情期
第1章 休日の図書館で
1階とは違って、2階にはほとんど人はいない。

桃香は本を持ったまま、郷土資料室のドアを開ける。
暗い部屋だけど、壁のスイッチを入れると、蛍光灯が点いて明るくなった。

狭い部屋には本棚が並んでいて、期待通り誰もいない。

部屋の中央に置かれた本棚の裏には、閲覧用に小さなテーブルが1台だけある。

万一誰かがこの部屋に入ってきても、このテーブルなら本棚の陰になり、ドアから見えないはずだ。
ドアが開く音や足音がすれば、すぐにオナニーを止める…そうすればバレることは無いだろう。

桃香はテーブルに本を置き、しおりを開いて、官能シーンを読み返す。
再び股間がざわつく。
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