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第6章 絶頂

薄ピンク色の膣庭が露わになった。

粘膜がぬらぬらと光っている。
未発達の女性器の淫靡さに、拓斗は固唾を飲む。

「臭くない？」
桃香が尋ねる。

「臭くないよ」
拓斗が答える。

本当は、ツンとした匂いと生々しい匂いが混じり、わずかに臭い。

桃香は入念に洗ったつもりでも、洗いきれていない。
開かれた襞の付け根には、白い垢も残っている。

でも、拓斗は『臭い』とは言わない。
そんな事を言うと、桃香はとても恥ずかしがって、絶対に舐めさせてくれないだろう。

開かれた膣の上端に、小豆サイズの突起がある。
色は仄かなピンク色。
これがお豆だ。

正式な名前はクリトリスで、敏感な性感帯であることを、拓斗はエロ本を読んで知っている。

でも、どのように舐めたらいいのか分からないので、拓斗は舌を出して、チロチロとクリトリスの側壁を突く。