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夜の蝶の物語
第5章 夜の蝶は羽ばたいて去ってゆく

稲本さんはというと、

リリーさんに背を向けて
スマホゲームに興じていた。


「稲本さん…」

名前を呼ばれて「はい、なんでしょう?」と
振り替えると
リリーさんが、手招きしていました。


「少しの間でいいんです
私の隣に来て抱き締めてください」

慰めるには人肌が一番かとおもい、
稲本さんはリリーさんに添い寝をして
優しく抱き締めてあげた。

リリーさんは稲本さんの胸に
顔を埋めて甘えました。


よしよし、いい子だと
稲本さんはリリーさんの頭を
撫でてやりましたが

リリーさんの髪の甘い匂いがしてきて
稲本さんは勃起してしまったのです。


『よりによってこんな時に勃起しなくても…』

これではリリーさんのいうとおり
弱さにつけこんでセックスを企む
ヤクザな男ではないか。

なるべく腰をリリーさんから離した。

第三者が今の稲本さんの姿を見れば
吹き出すこと間違いなかった。
何故ならば、
腰だけをおもいっきり
リリーから遠ざけていたのだから。

そんなことは露知らず、
リリーさんはもっと抱きしめてと
稲本さんの腰に手をやって引き寄せた。


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