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夜の蝶の物語
第5章 夜の蝶は羽ばたいて去ってゆく

「稲本さん?」

自分の下腹部に当たる
強ばりにリリーさんは気づいた。


「いや、これは違うんだ、
なんというか男の生理現象というか…」

ええい!言い訳してなんになる!

ここは男らしく謝ろうと
稲本さんはベッドから飛び降りて
床に正座して土下座した。


「正直に言います!
俺はあんたの匂いに欲情しました。
それもこれも貴女に惚れてるからです!
ここに連れ込んだのも、
大半は貴女を休ませるためでしたが
うまく行けばヤレるかなと
1%…いや、5%ぐらいは下心がありました!
でも信じてください!
私は正真正銘貴女が好きです
貴女に惚れています!!」


戯言です。忘れてください。

さあ、気持ちが落ち着いたのなら
ここを出ましょう。


お送りしますと稲本さんは早口で喋りまくった。

リリーさんは同じようにベッドを降りて
稲本さんの正面に同じように正座した。

そして稲本さんの肩を抱いて
土下座をやめさせると

「ごめんなさい、
私、貴方がデルヘルの
送迎のお仕事をしているから
てっきり貴方がアウトローの方だと
思い込んでました」


貴方は純粋な素敵な男性よと言って
リリーさんは稲本さんにキスをしました。

「リリーさん…」

「抱いてください…
抱いて全てを忘れさせてください」

リリーさんは稲本さんの手を取ると
胸の膨らみへと導いたのです。



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