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女流作家~君を愛すればこそ~
第10章 別居生活

ショーツを脱がせると、
強い女の匂いがプンプンしてきた。

脱がしたショーツの股間部分を確認すると
べっちょりと女の粘液が付着していた。

「濡れやすいんだな」

「あなたに抱かれると思うと我慢できなくて…」

油断すると節子が抱きついてきそうだった。

「まずは風呂だ。
体の芯から冷えちまったよ」

晃は掛け湯もせずにバスタブに飛び込んだ。
冷えた手足がジンジンしてほどよい快感を与えた。

「私も失礼します」

節子が寄り添うようにバスタブに入ってきた。

いや、実際は寄り添わなければいけないほどの
小さなバスタブなのだから仕方ない。

密着しているのをいいことに
節子の手は自然と晃のペニスを求めてくる。

「まるで痴女だね」

晃が節子の行為を揶揄してやる。

「痴女にしたのは、どこの誰かしら?」

そう言って節子はキスをねだってくる。

どちらもニンニク料理を口にしていたので
ガーリック臭は気にならなかった。
だが、決して甘いキスではなく、
オイスターソースの風味が口中に広がった。

節子とのセックスの関係を
絶とうと思っていたのに
スタミナ料理のせいか、
まだ体は疲れているはずなのに
アソコだけがやけに元気になり、
節子を喜ばせた。

「今夜もまた寝不足になりそうね」

嬉しそうに微笑む節子。

『また今夜も眠らせてもらえないのか…』

早くも晃は
桐子とのセックスレスの生活が恋しくなった。

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