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女流作家~君を愛すればこそ~
第10章 別居生活
思えば桐子との生活はバラ色だった。
セックス関係は皆無だったけれど
生活資金は印税が
驚くほどの金額が振り込まれたので
買いたいものが自由に買えた。
掃除、洗濯も自分には性に合っているようで
いつも部屋が整理整頓させれるのは
清々しくて気持ちがよかった。
セックスレスについても
執筆活動の邪魔になってはいけないと
自らボーダーラインを決めてしまったので
桐子自身には落ち度は見当たらない。
そんな桐子を怒らせてしまったのだから
この先、円満に仲直りが出来るのかと不安になる。
仮に離婚という最悪な結果になった場合、
再び社会人として勤まるのか恐怖心さえ覚える。
そんな晃の思いを知ってか知らずか節子は
「ねえ、先生とは別れちゃいなさいよ
あなた一人ぐらいなら、私が養ってあげるわよ」と
悪魔の囁きを繰り返した。
ね、そうしなさい。
節子は晃を自分のモノにしたかった。
レズビアンも捨てがたいけれど、
こうして女の喜びを知った今では
男が恋しくて仕方ない。
節子は湯の中で必死に晃のイチモツをしごいた。
しごけばしごくほどソレは手に馴染んで
離したくなくなる。
「ねえ、待てないわ…
ここでハメて頂戴よ」
節子はそう言うと晃に股がった。