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女性アイドルDJを犯す!
第2章 敏腕ディレクター

CM中にブースの扉を開けて八木が入ってきた。

「夏美ちゃ~ん…CDを出したいんだって?」

ネコ撫で声でそう話しかけながら、
夏美の肩に手をかけた。

「あ、はい」

よろしくお願いします。と、
挨拶しようと立ち上がろうとする夏美の肩を
押し付け、椅子から立ち上がることを妨げた。


「いいからいいから、そのままで…
CDの件は夏美ちゃんの態度ひとつだけどな…」

『あと10秒でCMが明けま~す。』
ヘッドホンから相川の指示が飛んでくる。

八木がチラッと調整室の相川を見やる。

相川が、わかってますよとばかりに
コクリと頷いた。


「シナリオが変わった。
これを読んでくれるかな?」

そう言って数枚のシナリオをデスクに置いた。


「あ、はい。わかりました…」

『5秒前、4、3、2、・・・・』

キューの合図が相川から出された。

だが、八木はブースから出ようとしない。


「??」

肩に置かれた八木の手が
スルスルと腕に下りて
夏美のノースリーブの二の腕を
いやらしく撫で上げる。

[な、なにをするんですか!]
声を発さずに口パクで八木の手を拒んだ。

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