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女性アイドルDJを犯す!
第7章 阿久津邸での一夜

「Sなのね…
じゃあ、私はMっ気があるのかもしれないわ」
紗友里は樹に乱暴に抱かれた事に
快感を得ていた。
イヤだと言いながら、
紗友里はめちゃくちゃ感じていたのだ。

「俺たち相性が合うかもな」
命令を出したい男と
命令を受けたい女。

SとMが惹かれ合うのが自然の摂理だった。
「お前、タレントになる夢を捨てて
俺の女にならないか?」
樹は思いきって求愛の言葉を口にした。
「嬉しいけれど無理だわ
私は阿久津先生に
借金を肩代わりしてもらってるから…
タレントになって売れて返済しなきゃいけないし」
樹はそんなもの俺が支払ってやるとは言えなかった。
同年代の奴らよりはサラリーに恵まれているとはいえ、それほど蓄えがあるわけでもないし…
かといって、この女を手離すのは惜しかった。

夏美は阿久津に気に入られて
スター街道を突っ走るだろう。
そうなれば夏美のマネジメントを他の奴にやらせて
樹は紗友里のマネージャーになって
時間がある時に抱かせてもらうとするか…
捕らぬ狸の皮算用ではないが
そんな姑息な計算を樹は密かに狙おうとしていた。

「仕方ないな…
俺が事務所に口を利いてやるから
二人で頑張ってみるか?」
そのように提案すると
「ほんと?
私、タレントになれるのなら何だってするわ」
そう言って紗友里は樹に覆い被さってきた。


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