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女性アイドルDJを犯す!
第8章 作詞家 阿久津の死
ドンドンドン!!
厚いドアを思いっきり叩く樹。
「八木さん!一大事だ!!」
フロアに響かんばかりに樹は大声を上げた。
こうなると、さすがにセックスどころではない。
「まったく!あのバカはどうしたっていうんだ」
対面座位での結合を解き、
絹子をどかすと
八木はペニスを勃起させたまま
ガウンさえ羽織らずにドアを解錠した。
ロックが開くとドアが勢い良く開き
あわや八木は撥ね飛ばされそうになった。
「樹くん、血相を変えてなんだっていうんだ!」
樹が部屋に転がり込んできたので
絹子は慌ててシーツで体を隠した。
「八木さん!
よろしくやっている場合じゃないです!
阿久津先生が大変なんです!!」
「阿久津先生に何かあったのか?」
「せ、先生が…」
樹は気が急いていて呂律が回らないなりにも
状況を八木に説明した。
「何?心肺停止だと?!」
八木は絹子に急いで服を着ろと命じた。
深夜の首都高速を飛ばしながら
これは大変な事になったと
八木は事後処理をどうすべきか
必死に考えていた。
そのころ、阿久津邸では…
夏美は手が使えないので
必死に阿久津の胸を踏みつけて
心臓マッサージもどきを繰り返していた。
数回踏みつけてはしゃがみこんで
阿久津に口づけして息を吹き込んだ。
だが、手が使えずに鼻を摘まんでいないので
吹き込んだ息は阿久津の鼻からすべて流れ出た。