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女性アイドルDJを犯す!
第8章 作詞家 阿久津の死

絹子と紗友里が
裸のままでは可哀相だと
涙を流しながら遺体となった阿久津に
洋装を施していた。

阿久津との思い出が尽きないのだろう
涙は止まることを知らなかった。

樹は夏美の亀甲縛りを悪戦苦闘しながらも
なんとか解き終わろうとしていた。
かなり強く縛られていたので
ロープの痕がくっきりと夏美の白い肌に
亀甲の紋様を残していた。

「さあ、みんな。
これからの善後策を練ろうじゃないか」
狼狽えるメンバーの中で
八木だけが沈着冷静であった。

「善後策というと?」
夏美はようやく自由になった体の
ロープの痕跡を見られるのが恥ずかしくて
急いで着衣を整えながらそう言った。

「救急車を呼ばずに
先に我々に連絡をしてくれたのは幸いだった。
救急隊員に夏美の亀甲縛りを見られていたら
よからぬ噂だけが先走るところだったしな…」
そこでだ、と言葉を繋ぎながら
泣きじゃくるメイドの二人に問いかけた。

「大先生ともあろうお人が
懇意にしているドクターの一人や二人はいるだろう?」

「ええ、帝都大病院の西野先生が
阿久津先生の主治医でした」
ようやく落ち着いてきたのか
それともメイドとしての先輩の意地なのか
絹子が狼狽えるのを止めて凛としてそう言った。

「うむ。
では、その西野先生とやらに連絡を取って
大至急こちらに来て貰ってくれ」

「こんな夜分にですか?」
時刻は午前2時になろうとしていた。

「呼ばれれば
飛んで来るのが主治医ってもんだろう」
八木に一喝されて
絹子は、わかりましたと枕元の電話を手にすると
電話番号を暗記しているのか
メモも見ずにダイヤルをプッシュした。



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