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女性アイドルDJを犯す!
第8章 作詞家 阿久津の死

「ええ、わかっておりますとも
救急車を呼ばずに、
真っ先に私に連絡したのは
そういう意図があったからなんでしょ?」
そう言いながらも
私は医師だから、
ちゃんとした遺体検分をさせてもらいますよと
せっかくメイド二人が着せた洋装を脱がし
阿久津を丸裸にした。

「ふむ…死後硬直が始まってきてるね
死後三時間ってとこかな」
そう言いながら西野は首に絞殺痕がないか
体のどこかに注射痕がないか
じっくりと観察してゆく。

「おそらく…
死亡原因は虚血性心不全ってとこかな」
阿久津のペニスの先から
精液の雫が垂れているのを見た西野は
「精力剤か何か飲みませんでしたか?」と尋ねた。

「実は…
もしかしたらこれを飲んだかも」
絹子がSMグッズのバッグから見つけた
ED治療薬を差し出した。

「やはりまだ持っていたのか…」
西野は落胆の表情を浮かべた。
「彼は勃起不全だったのですよ
この薬は数年前に私が処方したものです」
そう言って西野は
忌々しそうにED治療薬の箱を睨んだ。

「一度その時に試したそうです
だが目眩と動悸が激しいと申告してきたので
二度と使うなと忠告したのですが…」
でも彼女とセックスがしたくなったのだろうと
西野は夏美を値踏みするかのような眼差しを
夏美に向けた。

「わかりました、
どうやら事件性はないようですし
死亡診断書を書きましょう」
西野はそう言うと
内ポケットからペンを取り出した。




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