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第10章 ボイストレーニング

第十章　あらすじ

作詞家の阿久津が亡くなったことで
奇しくも夏美のデビュー曲が
阿久津の遺作となった

この歌詞に曲を作ってくれる男が判明した。
超絶大な人気を誇るロックグループの
リーダーでもありピアノ担当のKIYOSHIだった。

難しいメロディーに夏美の技量が追い付かない。
KIYOSHIは夏美に
ボイストレーニングを施すと言い出した。