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女性アイドルDJを犯す!
第10章 ボイストレーニング
翌日、手渡されたアドレスを頼りに
夏美と樹はKIYOSHIの別荘に向かった。
車が一台ギリギリ通れるだけの山道を登り
鬱蒼とした木々を通り抜けると
急に視界が開けて大草原が現れた。
その草原の真ん中に
大きなコテージが建てられていた。
「約束通りお伺いしました。
何卒、宜しくお願いします」
頭を下げる樹には見向きもせずに
「さあ、入って」とKIYOSHIは夏美の手をとった。
樹も後に続こうとしたら
「あ、この子だけ預かるから君は帰って」と
樹を追い返す。
「えっ?
しかし、私はこの子のマネージャーなので…」
樹は食い下がろうとしたが
「君がいたらこの子は
曲を早く覚えてくれるのかな?
俺も忙しい身なんでさっさと済ませたいので
二日後に迎えに来ればいい」
とりつく島もない口調でしっしと追い払うように手を振った。
「わかりました…
じゃあ、夏美、二日後に迎えに来るから…」
そう言って樹は後ろ髪を引かれる思いで
KIYOSHIの別荘を後にした。
「さて、じゃあ、早速やろうじゃないか」
KIYOSHIは夏美の腰に手を回すと
広いリビングに連れていった。
その部屋のど真ん中に
グランドピアノが置かれている。
KIYOSHIはピアノの座ると夏美を横に立たせた。