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女性アイドルDJを犯す!
第10章 ボイストレーニング
「まずは発生練習からだ」
ピアノの音に続いて音階を「あー」と発する。
こんなのは高校の授業依頼だわと
懐かしむのも束の間で
ピアノの音はどんどんと音階を上げてゆく。
たちまち苦しくなってきて
夏美は発生というよりは
ほとんど絶叫に近くなってゆく。
バーン!!!!
KIYOSHIが鍵盤を力一杯叩いた。
「お前!それでよく
CDデビューしようなんて思ったな!!」
KIYOSHIの手が
容赦なく夏美の尻を叩いた。
「カラオケで友だち同士で歌うのとは違うんだぞ
お金を頂いて、その見返りに歌を聴かせるんだ
そんな声で金儲けなんて出来ねえぞ!!」
KIYOSHIはそう言うと
夏美に床に寝転がれと命じた。
「こうですか?」
夏美は言われるままに床に寝転がった。
床の冷たさにブルブルと震えが来る。
「複式呼吸が出来てないんだよ!」
仰向けで横になったまま
発声してみろとKIYOSHIは命じた。
「あー」
腹に力を入れろと
KIYOSHIは夏美の腹の上に手を置いた。
「いいか、俺の手を腹筋で払い除ける気持ちで
しっかりと発声しろ」
そう言われても
かなり強く腹を押さえられているので
払い除けるなんて到底無理だった。