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女性アイドルDJを犯す!
第10章 ボイストレーニング
「このようなイメージでどうでしょうか?」
店員が選んだドレスは
ハリウッドのセレブが身に付けるような
かなりゴージャスなドレスだった。
「うむ、いいんじゃないかな」
KIYOSHIは気に入った様子だったが
値札を見て夏美は腰を抜かしそうになった。
「ダメです…私、持ち合わせがありません」と
小声でKIYOSHIに打ち明けた。
「これは俺が君にプレゼントするよ」
そう言ってKIYOSHIはカードを店員に手渡した。
「いけません!ボイトレをしていただくだけでも
凄く感謝してるのに…」
夏美は「やっぱり、それは要りません」と
店員に言おうとしたら
「セックスをして愛し合った仲じゃないか」と
店員に聞こえそうな大きな声で言った。
人前で「俺たちはデキてるんだぜ」と
宣言されたようで夏美は耳まで真っ赤になった。
ディナーに出かけるまでの時間は
KIYOSHIのデモテープをなんども聴いて
しっかりと頭に叩き込んだ。
『こんなに可愛がっていただいてるんだもん
頑張らないと!』
難しいメロディだけど
なんとかリズムだけは取れるようになった。
夕闇が迫ってくる頃
「さあ、おまちかねのディナータイムだ」と
KIYOSHIは夏美をポルシェに乗せると
都心に向かって車を走らせた。