この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
女性アイドルDJを犯す!
第11章 新たな旅立ち

「それはそうと、
俺、この春で番組を降板していいすか?」
立ち去ろうとする白川の背に向かって
滝川はとんでもないことを言い出した。

「おいおい、春って4月ってことか?
ちょっと待てよ、後釜探しも大変なんだぞ!」
4月まであと半月だった。
いくら早朝の番組とは言え誰でも良い訳ではない。
それなりに喋りもできて
臨機応変に対応できなければ番組が成り立たない。
「俺こそ鳴かず飛ばずで
そろそろ帰ってきて
実家の跡を継げって言われてんすよ」

「そうか…お前、幾つになった」
こいつも人生の岐路に立ったんだなと思うと
無碍に引き留めるわけには行かなかった。
「恥ずかしながら36っす」
こいつ、若手だと思っていたが
けっこう歳を喰ってたんだなと白川は思った。
しかし、番組に穴を空けるわけにはいかない。
あと半月で後任を探さないと
今度は白川が辞める事になってしまう。

局アナに頼むとするか…
編成部に頭を下げるのは癪だけど
この際、そんなことをいってる場合じゃない。
白川は重い足取りでラジオ局の編成部のドアを叩いた。


「そんなわけで局アナを貸してください」
白川は編成部長の園川に腰を90度に折って
深々と頭を下げた。
「白川!そんなことはもっと早く言えよ!」
朝はニュースが飛び込んでくるので
ろくにリスナーもいない早朝のプログラムに
大事な局アナは貸せないと
二つ返事で断られた。


/216ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ