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キャンバスの華
第2章 女流画家

「なかなかいい度胸してるじゃない・・・
わかったわ・・・
じゃあ、試験しましょう・・・脱いで」

「はい?」

「そんなに広い家じゃないの、
アトリエと、ここ食卓兼居間のこの部屋と
あとは寝室だけなのよ・・・・
住み込みってことは・・・
あんたと同じ部屋で寝るということよ
布団だって一組よ、
男と女が同じ布団に寝たら
自然となるようになるものだわ。
だから・・・
あなたとの相性を試験させてほしいの・・・・」

そう言って彼女は舌なめずりした。

「わかりました・・・・
ぜひ、試験してください」

次郎は未遂に終わったのだと知らずに
故郷での千代との件で
すっかり筆おろしをした気分になり、
妙な自信に満ち溢れていた。

二人は向き合って黙々と脱衣した。

彼女は裸など見飽きてるのよと言わんばかりに
次郎の裸体を眺めた。

「なかなかいい道具を持ってるじゃない・・・・」

そう言うなり彼女は次郎の
「へのこ」(ペニス)を握った。

女性のか細い指で握られるなんて初体験だった。

その感触の気持ちよさに
みるみると次郎は反応して
ギンギンに勃起させた。


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