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夢の異邦人(エトランゼ)
第10章 有里は生け贄

「興奮するよね?
ね、興奮するでしょ?
すぐそばで旦那が寝てるというのに
部下の男とこうして一つのベッドで
いちゃついてるなんてね」

大胆にも佐々木は有里の胸を揉んできた。

「あなたは何をしているのかわかっているんですか!」

「わかってるさ
上司の女を寝とっているんだよ!」
ほら、気持ちいいって言ってみなよと
片方の手を大胆にも有里の股間に差し込もうとする。

これは義孝との取引なのだ。
いわば合意の上で抱かせてもらえるのだ。
義孝が目を覚まそうとも
自分の行為を咎められる事はない。

しかし、有里はなにも知らない。
抵抗して騒ぎ立てて部下にこのようなことをされるのを夫に知られたくはないと無言の抵抗を繰り返す。
たまらねえなとレイプまがいの行為を
佐々木は楽しんで行く。

「声を潜めていりゃバレないさ
さあ、あんたも楽しみなよ」
佐々木は有里の手をとって己の股間へと導く。

「ひっ!」
指先に佐々木の硬い強張りが触れた。

「こいつがあんたのおまんこに入りたいって
駄々をこねているんですよ
入れても構わないよね?」

拒否の意思表示として
有里は首が千切れるほど左右に振った。

「嫌なのかい?
じゃあ、無理やり入れさせてもらうしかないかな」
佐々木は大胆にも
有里の下着を脱がそうとしていた。

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