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夢の異邦人(エトランゼ)
第10章 有里は生け贄

「いやよ!そんなもの、見たくもないわ!」
しっかり見てしまうと、
こうして寝取られた事を嬉々としていることを
嫌でも自覚してしまう。

「ほらほら、パンツでこんなにグショグショなんだ。
こっちの泉はもっとびしょびしょなんじゃないか?」
有里の内ももに手をかけて
ガバッと股を広げられた。

「いやっ!見ないで!!」
愛液まみれなのは自覚していた。
おまんこは沸騰するかのように熱く
湯気が出ているのではないかと錯覚するほどだった。
「すげえよ!こんなに濡れてるおまんこを見たのは初めてだよ」
ああ、ちきしょう!スマホをここに持ってきておくんだったなあ。
こんないやらしいおまんこなら
ちゃんと撮影して残しておけば良かったよ
そう言いながら佐々木は
有里の股間に顔を近づけてきた。

クンクンと匂いを嗅ぐ音がする…

「よしてよ!匂いなんて嗅がないで!!」
きっと激しく匂っているに違いない。

体質なのだろうか、有里のアソコはかなり匂う。
夫の義孝も書店の大牟田も矢野も店長までも
有里の股間に顔を埋めた男たちは
揃いも揃って匂いが強いと口にした。

そして、佐々木も有里の予想どおりに
「すごい匂いだねえ、
男を蕩けさせる匂いがプンプンしているよ」と言った。
「だから匂わないでと言ったのにぃ~」
恥ずかしいのだけれど、
それがちょっぴり快感で
芳醇な匂いを発する愛液がとめどもなくこぼれた。


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