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おうち時間
第3章 キッチンで
「ああ…っ」

由佳が耐えきれず、悲鳴のような声を上げる。
健人の執拗な責めは終わらない。

「け、んとさ…んっ、わ、私…も、健人さ、んにっ…あっ、シ、たい…」
「ん、でも、今はもう少し、由佳に触れていたいから…」

必死な訴えも虚しく、健人の舌と指先で、由佳はひたすらに責め立てられ続ける。

「ああっ、だ、めっ…け、んと、さ…っん、あ…っ、も……っあああっ」

快感の波が身体を一気に駆け抜けていく。
ピクピクと全身が震え、健人にぎゅっとしがみついてしまう。

「由佳…気持ち良かった?」

とろんと惚けた表情をした由佳の唇を健人の舌が割り入ってくる。
舌が絡み、歯列をなぞられる。

「んっ…ふ…ぅ……っ」

既に何度か達している由佳の身体は、健人を求めて切なく疼いていた。
お腹の下の方が、キスをされる度に、きゅうっと甘く痺れる。

「健人さ…わた、し…も、う…が、がまん、できな…」
「ん、俺も…」

健人は由佳にキスをしながら、だらしなく蜜をこぼし続ける其処へと指を沈めた。

「い、あ…ああっ…んっ…」
「吸い付いてくる…由佳の、ナカ…熱くて、ぎゅうって、締まるね」

健人の指が奥のイイ所を圧す。

「あっ、だ、そ、それ、だめぇ…っ」

久しぶりの感覚に、由佳はまた呆気なく達してしまった。
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