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おうち時間
第4章 玄関で
「…万希子、これ……」
「………」

万希子はもう恥ずかしくて恥ずかしくて、声が出せなくなってしまった。

「…見てもいい?」
「えっ…」

万希子の答えを待たず、孝二が万希子のスカートをはらりと捲る。
剥き出しの白い尻の間から、ショッキングピンクのものが覗いている。

「まきちゃん、コレ、何?」

孝二が、まきちゃん、と呼ぶ時は、大抵ベッドの中だ。
意地悪そうな顔で、万希子の尻の間から覗いているものを揺する。

「………ご、ごめ…なさ……い…」

消え入るような声で謝罪の言葉を絞り出す万希子。

「俺がいない時、コレで、シてたの?」

孝二が言いながら、指先で万希子の剥き出しになった尻を弄ぶ。

「…っあ、やぁん……」

万希子の薄く開いた口元から、艶がかった声が漏れる。
孝二は万希子を、その尻の間から覗くものごと、ぐっと玄関扉に押しつけた。

「どうやって、シてたのか、教えて?」
「え、や、そ、んな…」

孝二の要求に、万希子の身体が震える。

いくら仲良し夫婦とはいえ、今まで一人でシている所を見せるなんてことはしてこなかった。
しかも、真昼間の玄関で。

「まきちゃん、俺との約束破って、シてたんでしょ?」

お仕置きだね、と孝二が楽しそうに囁いた。

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