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おうち時間
第1章 ベランダで
「ひゃっ、た、たっちゃんっ…や、ぬ、ぬがさないで…っ」
「あんま大きい声出すなって…」

達哉の手が夏海の形の良い胸へ伸びる。
ぱさりとショートパンツが足元に落ちる音がした。

「あっ…ん……」

達哉の大きな手が柔らかな膨らみを掴み、その形をひしゃげさせる。
下から包み込むようにして、親指と人差し指の付け根で、存在を主張し始めた尖端を挟んだ。

「っん…あ、た、っちゃ…ぅん……っ」
「あんまり大きい声出すと、近所迷惑だぞ?」

夏海はベランダの手摺りに捕まり、必死で声を押し殺そうとした。
しかし、達哉の手は更に夏海の胸を責め立てる。
片方は親指の先で尖端を捏ね、もう片方も柔く揉みしだきながら、尖ったそこを爪先で弾いた。

「ひゃ…あ……ん…ぅ……」
「ベランダで弄られて感じるなんて、大胆だな」
「ちが…た、たっちゃんが……」

口ではなんとか抗議しようとしても、達哉の責めに、もう腰が砕けそうだった。
身体が熱い。
ずくずくと身体の中心が、夏海の中で燻る欲が、熱を持って、今にも溢れそうだ。

「こっち、すげぇな…」

いつのまにか達哉は夏海の足の間に手を入れ、下着越しに敏感なそこに触れていた。

「濡らしてるなら、脱いだ方がいいよな」

達哉は夏海の返事も待たず、肌触りのいいナイロンのショーツを指先で引き下ろした。
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