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おうち時間
第1章 ベランダで
「たっちゃ…!や、っあ、み、見えちゃ…う…」

夏海は慌てて、Tシャツの前を引っ張った。
オーバーサイズのTシャツは夏海が少しかがみ込めば、彼女の最も大切な部分を世界から隠してくれた。

「こっちから見たら、尻丸出しだぞ?」

達哉が意地悪く言って、夏海の、シミひとつない、つるりとした尻を撫でた。

「や…ぅ………」

そのまま屈み込んで、舌先を、夏海の濡れそぼったそこへと差し入れる。
ぽた、と蜜が落ち、コンクリートの床に黒いシミを作った。

「声、出すなよ」

無茶なこと言って、達哉が夏海の足を開き、更に執拗に蜜壺を責め立てた。
夏海はもう、その快感に抗うこともできず、ただひたすらに声を押し殺すしかなかった。

「夏海、気持ちイイ?」

夏海の柔らかい太腿が震えている。

「夏海」

呼びかけて、片方の手を再び夏海の胸へと伸ばす。

「んんっ……!んっ…んんーーっ……!」

夏海の白い尻が跳ね、くぐもったら叫び声が聞こえた。
ぽたぽたっとまた、蜜が数滴溢れ、足元に小さな水たまりができていた。

「夏海…ベランダでイっちゃったねぇ……」

夏海は手摺りに身体を預け、肩で大きく息をしていた。
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