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おうち時間
第1章 ベランダで
「…夏海?」

突き出された尻を撫で、お腹の方へ指を這わす。
前から指先で蜜の滴るそこを確かめると、つぷんと中指の第一関節が飲み込まれた。

「挿れて、いい、ってこと?」

第二関節まで沈めて、ギリギリまで引き抜いてはまた沈める、という浅い抽送を繰り返す。

「…っふ…あ……」
「夏海、いいの?」

外だよ、と夏海が小さく抗議の声を上げる。
つる、と達哉が夏海のナカから指を抜いた。

「あ……」
「こんなになってるのに、ダメなの?」

夏海の鼻先に透明の蜜が滴る指を突き出す。

「や…」
「ここで、シたい…今すぐ…」

達哉が低く、甘い声で強請る。
夏海は、この達哉の声に弱かった。

「ゴ、ゴム…して………る、なら…」
「もちろん」

軽快に答えて、ほんの少し、達哉が夏海から離れる。
夏海は手摺りから少し身を乗り出した。
階下では子どもたちが笑い声を上げながら走り回っている。
目の前には豊かな自然と、青い空が広がっている。

「お待たせ」

達哉が再び夏海の腰を捕まえた。
達哉の長い中指の先が夏海のナカへと沈み込む。

「挿れるぞ」

低い声とともに、熱いものが夏海のナカヘ割り入ってくきた。
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