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シャイニーストッキング
第14章 絡まるストッキング8        部長佐々木ゆかり
 61 指先…(6)

 それは欲情したメスの本能なのかもしれない…

「は……ふ……」
 わたしは自らの指先の軽い、ほんの軽い刺激で震えてしまう。
 そしてその乳首の快感が、まるで子宮の奥に繫がっているかのように走り抜けていく。

 ああ、もうダメ、我慢できない…

 今夜も慰めなければ、とても眠れない…

 いや、この疼きは治まらない…

 ズキズキズキズキ…
 子宮が快感を欲して疼いてくる。

 ウズウズウズウズ…
 中が、中の膣の壁が刺激を欲して震えてくる。

 ドキドキドキドキ…
 思考がメスの本能に支配されつつあり、胸の鼓動を興奮で高めてくる。

 ザワザワザワザワ…
 そして不惑な想いが心を騒つかせてくる。

 それは…

 わたしはこうまで淫らな女だったのだろうか…
 と、いう不惑な想いと、心の揺らぎであった。

 そんなズキズキとした子宮の疼きに、乳首を左手の人差し指の指先でグリグリと弄りながら、残りの四本の指先でギュッと乳房を揉みしだく。
 するとズキズキとしたその快感が、乳首から快感の電流となって走り抜け、子宮を痺れさせてくる。
 そして心まで緩む様な乳房を揉む柔らかな快感が、不惑な想いを和ませてくれる様であった。

「あ……ん……」
 心が蕩ける様な穏やかな快感に喘ぎを漏らしてしまう。

 ああ、抱かれたい…

 揉まれたい…

 舐められたい…

 グチャグチャに弄って欲しい…

 そしてあの硬い肉の怒張に、貫かれたい…

 本当に、心からシたい、ヤりたい…

 そして思いっ切り快感の絶叫を叫びたい。

 蕩ける、融ける様な快感の海に沈みたい…

 そしてわたしは右手の人差し指の指先で、ショーツの隙間からクリトリスを弄っていく。

「はぅっ……」

 クリトリスは乳首よりも、更に倍以上な快感を生み、そして絶頂へと誘うスイッチである。
 そんな小さな、肉芽とも称せる様な、小さな硬く、勃起している塊りを人差し指の指先の腹でグリグリと弄っていく。

 ああ、うぅ、気持ちいい…

 奥から一気に愛の蜜が溢れ出てくるのを自覚してきた。

 ウズウズウズウズ…

 そしてそのクリトリスの快感の疼きに連動して、膣の中の肉壁が刺激を欲して震え出してくる。

 ああ、浩一さん…

 ああ、欲しい…

 浩一さんの硬いアレが…

 欲しい…






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