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シャイニーストッキング
第15章 絡まるストッキング9 美冴とゆかり

15 美冴の香り…
「じゃあ、どうぞ…」
ついにわたしのウチに、家に、初めてお友達という存在が来宅したのだ…
そしてわたしはやや緊張気味に玄関ドアを開け、美冴さんを誘い、招き入れた。
「おじゃましまぁす」
美冴さんはそう小さな声で呟き、わたしの差し出したスリッパを…
その、今まで在っても全く必要としなかった来客用のスリッパを履いたのだ。
「どうぞ…」
そしてわたしは記念すべき初めての来客者である美冴さんをリビングへと案内をしていく。
「あ、あらっ
この香りは…」
すると美冴さんは、そう呟いてきた。
「はい、美冴さんをイメージして、ムスク系のお香を焚いたんです」
ムスク系の香り…
そう、それは美冴さんの代名詞的な甘い香りのフレグランス…
昨夜、鈴木くんの彼女である松山美咲ちゃんもそう云って自らも身に纏っていた。
その、甘い香りのムスク系の匂い…
「あら、嬉しいわ…
でもそもそも、このムスク系の香りは元々は、あの亡くなった彼が大好きな香りだったんです」
と、美冴さんは少し遠くを見るような目をして、そう言ってきたのである。
「あ、そうなんですか…
でもわたしもそうだし、なんかコールセンターのスタッフも、今や美冴さんの代名詞の香りって云ってるんですよぉ」
「やだわぁ、なんか恥ずかしい…」
わたしがそう云うと美冴さんは恥ずかしそうに呟いてきた。
「うん、よいしょ」
そんな会話をしながら、わたしは発泡スチロールのクーラーボックスの箱を持ちながら、肘を使ってリビングのドアを開ける。
「きゃあ、な、なんて…」
すると、リビングに入ってきた美冴さんが、そんな小さな悲鳴を上げてきたのだ。
「え…」
「うわぁ、なんて素敵なリビング…
それにこの贅沢な風景…」
と、やや呆然としながら美冴さんは言ってきた。
「じゃあ、どうぞ…」
ついにわたしのウチに、家に、初めてお友達という存在が来宅したのだ…
そしてわたしはやや緊張気味に玄関ドアを開け、美冴さんを誘い、招き入れた。
「おじゃましまぁす」
美冴さんはそう小さな声で呟き、わたしの差し出したスリッパを…
その、今まで在っても全く必要としなかった来客用のスリッパを履いたのだ。
「どうぞ…」
そしてわたしは記念すべき初めての来客者である美冴さんをリビングへと案内をしていく。
「あ、あらっ
この香りは…」
すると美冴さんは、そう呟いてきた。
「はい、美冴さんをイメージして、ムスク系のお香を焚いたんです」
ムスク系の香り…
そう、それは美冴さんの代名詞的な甘い香りのフレグランス…
昨夜、鈴木くんの彼女である松山美咲ちゃんもそう云って自らも身に纏っていた。
その、甘い香りのムスク系の匂い…
「あら、嬉しいわ…
でもそもそも、このムスク系の香りは元々は、あの亡くなった彼が大好きな香りだったんです」
と、美冴さんは少し遠くを見るような目をして、そう言ってきたのである。
「あ、そうなんですか…
でもわたしもそうだし、なんかコールセンターのスタッフも、今や美冴さんの代名詞の香りって云ってるんですよぉ」
「やだわぁ、なんか恥ずかしい…」
わたしがそう云うと美冴さんは恥ずかしそうに呟いてきた。
「うん、よいしょ」
そんな会話をしながら、わたしは発泡スチロールのクーラーボックスの箱を持ちながら、肘を使ってリビングのドアを開ける。
「きゃあ、な、なんて…」
すると、リビングに入ってきた美冴さんが、そんな小さな悲鳴を上げてきたのだ。
「え…」
「うわぁ、なんて素敵なリビング…
それにこの贅沢な風景…」
と、やや呆然としながら美冴さんは言ってきた。

