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シャイニーストッキング
第22章 ほつれるストッキング 1 佐々木ゆかり
13 敦子の優しさ
男には…
浩一さんとでは、感じられない感触。
もう、彼の、入る隙間は、ないみたい…
「ゆ、ゆかりさん…」
「あつこぉ…」
甘さだって、敦子の甘さで十分だ。
「あ、あのね…今日ね……」
わたしは、敦子の腕の中から、顔を上げ…
見つめ…
今日の…
常務室での、松下秘書との対峙の話しをしようと、口を開く。
「あ………」
だが、それは…
敦子の唇に塞がれてしまった。
「…………」
逸らずに見つめてくる敦子の目が、話さなくていい…
と、伝えてきたのだ。
「え…」
「いい……です…わかりますから……」
唇を離し、囁く。
「あ…で、でも……」
「………わかってますから…………」
「あ……う、うん………」
でも、わたしは、本当は、話したかった…
話して、胸のつかえ、騒めきを…
少しでも、薄めたい―――
「本当に、男って……」
「あ……」
敦子は、そう呟き…
口を塞ぐように、キスをしてきた。
『本当に、男って…』
敦子の言いたい事は分かる。
思っている事、想像しているだろう事も、概ね、正解だし、優しい気持ちも嬉しい…
でも、わたしは、話したいし、聞いてほしいんだ―――
「ひめぇ……」
「ん……」
でも、今夜は…
敦子の愛に、抱いてもらえたから、それでいい。
ただ…
入る隙間がない事は、分かったのだけど…
心の穴は…
少しだけ、残っている―――
「あ…でも……」
敦子には、わたしの穴が見えるのか…
「明日、もう一度だけ…」
「え…」
「ちゃんと…話した方が…良いですよ……」
「あ…」
「明日の、来るんでしょう?」
「あ、う、うん…」
「だったら、ちゃんと…ね…」
「うん…」
でも…
松下秘書も、一緒に来る―――
「わたしは、大丈夫ですから…ね……」
「あ、あつこぉ……」
「だって、もう、一緒なんですから…」
「あ…うん……」
そして…
「あつこぉ…」
今度は、わたしが、敦子を、愛したい……
唇を寄せていく―――
男には…
浩一さんとでは、感じられない感触。
もう、彼の、入る隙間は、ないみたい…
「ゆ、ゆかりさん…」
「あつこぉ…」
甘さだって、敦子の甘さで十分だ。
「あ、あのね…今日ね……」
わたしは、敦子の腕の中から、顔を上げ…
見つめ…
今日の…
常務室での、松下秘書との対峙の話しをしようと、口を開く。
「あ………」
だが、それは…
敦子の唇に塞がれてしまった。
「…………」
逸らずに見つめてくる敦子の目が、話さなくていい…
と、伝えてきたのだ。
「え…」
「いい……です…わかりますから……」
唇を離し、囁く。
「あ…で、でも……」
「………わかってますから…………」
「あ……う、うん………」
でも、わたしは、本当は、話したかった…
話して、胸のつかえ、騒めきを…
少しでも、薄めたい―――
「本当に、男って……」
「あ……」
敦子は、そう呟き…
口を塞ぐように、キスをしてきた。
『本当に、男って…』
敦子の言いたい事は分かる。
思っている事、想像しているだろう事も、概ね、正解だし、優しい気持ちも嬉しい…
でも、わたしは、話したいし、聞いてほしいんだ―――
「ひめぇ……」
「ん……」
でも、今夜は…
敦子の愛に、抱いてもらえたから、それでいい。
ただ…
入る隙間がない事は、分かったのだけど…
心の穴は…
少しだけ、残っている―――
「あ…でも……」
敦子には、わたしの穴が見えるのか…
「明日、もう一度だけ…」
「え…」
「ちゃんと…話した方が…良いですよ……」
「あ…」
「明日の、来るんでしょう?」
「あ、う、うん…」
「だったら、ちゃんと…ね…」
「うん…」
でも…
松下秘書も、一緒に来る―――
「わたしは、大丈夫ですから…ね……」
「あ、あつこぉ……」
「だって、もう、一緒なんですから…」
「あ…うん……」
そして…
「あつこぉ…」
今度は、わたしが、敦子を、愛したい……
唇を寄せていく―――

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