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シャイニーストッキング
第22章 ほつれるストッキング 1        佐々木ゆかり
 79 大原浩一(8)

「それとも…悪戯が……」

「え…」

「悪戯が…過ぎ……てるの…かなぁ……」

「………」

 ゆかりはそう囁き…
 カラダの向きを変え、辛うじて勃り立った怒張を唇に含み…
 そして、私の顔へストッキングの爪先を向けてきて、なんと、その爪先を口元へと運んできたのだ。

 ピチャ、ジュル…

「あ、はぁぁ、あなたも、わたしを味わってぇ…」
 怒張を舐め、しゃぶりながら…
 そう囁き、自ら爪先を唇に押し、擦り付けてくる。

「ほらぁ、あなた、浩一さんの大好きな…」

 私の大好きな、ストッキングの爪先を、宛がってきたのである――

「あ、う、うぅ…」
 
 そう…
 私は、性という意識が目覚めたと同時に、ストッキングという存在に興味を感じ…
 成長と共に、ストッキング愛という性的嗜好を認識し、求める様になった。

 それは、見た目の美しさや、魅惑さ、妖艶さに加え…
 動物の、いや、オスの本能なのだろう、そのストッキングという存在の匂いにも惹かれ、魅かれてしまっていた。

 ただ、その匂いというモノにも、もちろん嗜好は別れ…
 どうやら私は、女性の体臭プラス、香水系の芳香の混ざった匂い、香りに、惹かれ、魅かれるようである――

 そして、それはもちろん、このゆかりのストッキングから漂う香りにも然り…
 昂ぶりを、感じてもいた。

 ゆかりの香り…
 それは、爽やかな柑橘系フレグランスの混ざった微かな匂い――

 それには、大好きで、堪らなく、心を魅了し、昂ぶらせてくる匂い、芳香といえるのだが…
 
「ほらぁ、あなた、浩一さんの大好きな…」

「………」

 ピチャ、ジュル…
 ゆかりは怒張を舐め、しゃぶりながら、ストッキングの爪先を唇に当てがい、そう囁いてくる。

 だが…

 なぜか、以前の様には…

 ギンギンと、心が震えるみたいには、昂ぶってはこないのだ――

 もちろん堪らなく大好きで…

 そのストッキング脚に目が、離せないのではあるのだが…

「あ、あぁ、浩一さぁん…」

 ピチャ、ジュル…

「う……ぅ………」

 心が、戸惑いに、揺れてくる――
 


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