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シャイニーストッキング
第22章 ほつれるストッキング 1        佐々木ゆかり
 17 愛と友情…

 わたしは、本当は、レズビアンなんだろうか―――

 敦子だけではなく、美冴さんも、愛している…

 美冴さんは…
 友情の延長の想い、なんだと思っていたけど…
 でも、友情を超えた感情だと自覚している。

 だけど、健太には嫉妬心はない―――

 美冴さんを愛しているのに、なぜなんだろう?

「あ、ひめぇ、わたし……」

「………」

 この敦子は、間違いなく、真性なレズビアン…
 本人も、そう、云っている。

 そして、今、わたしは、敦子を愛している…
 うん、今夜、認識した。

 でも、越前屋さんにも、嫉妬心はない…

『えつは、タイプじゃないんで…
 それに、友達だし…』

 友達だし―――

 じゃぁ、わたしにとっての美冴さんは?
 友達?
 愛している存在?
 どっち?………

「だ、大丈夫ですか?」

「え…」

 多分、そんな、わたしの矛盾した迷走の想いが、目に写ったのだろう…
 敦子が、心配そうに、訊いてきた。

 そして…
 わたしが、彼に対して揺らいでいるのだと、思ってもいるみたい―――

「やっぱり、明日、ちゃんと話さないとですね…」
 
「え…あぁ…うん………」

「わたし、初めからそうかなって…」

「え…」

「初めて、お二人が一緒の姿を、見たときから…」
 
「え、そうなの…」

「はい」
 敦子は、頷く。

 あんなに、細心の注意を払っていたはずなのに…

「あ、いや、きっと、わたしが、ゆかり姫を特別な目で、見ていたからですよ…」

「え…あ、うん……」

 やっぱり敦子には、わたしの想いは、すべてお見通しみたいだ…

 そして…

 美冴さんにも…

 これは…

 愛なのか?…

 友情なのか?……

 それは、今まで友達がいなかったわたしには、分からない。

 でも、ひとつだけは、分かる…

 それは…

 二人に、愛されている…ということ―――

 だから…

 だから、寂しくないはずなのに…

 喪失感も湧かないのかもしれない―――

 彼を…

 大原浩一を愛している…はずなのに…

 でも、なぜか、揺れない―――


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