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シャイニーストッキング
第22章 ほつれるストッキング 1 佐々木ゆかり
21 コールセンター部メンバー
「佐々木部長おはようございます…」
「あ、笠原主任、おはようございます」
わたしは本来、『新プロジェクト企画室室長』以前に、この、本社『コールセンター部』部長である。
そして今…
このコールセンター部に於いて、新規業務での基本マニュアル作成を進めていた。
そのメンバーには、営業課の三人と、笠原主任…
そして、蒼井美冴さん同様、派遣社員から正社員雇用制度を適用した松山美咲…
経験者優遇処置として派遣会社からのメンバー二人の計六名。
そしてこれらも、わたしの仲間―――
「佐々木部長にチェックしてもらいたくてぇ…」
杉山くんが、そう言ってきたのだが…
「うん、それはわかってるけどさぁ…」
と、揶揄いの目を向け…
「え…」
「杉山くんの本当の狙いはさぁ…
プロジェクト室の女子チェックなんじゃないのぉ…」
「あ、え、ち、違うっす」
「ふぅん、そうかなぁ…」
「あ、い、いや…」
目が泳ぎ、顔が赤くなり、まりで、冷汗までが、流れてるかの様に見える。
「コールセンター部に負けず劣らずに、美人揃いだからねぇ…」
「あ、いや…」
図星であったみたい―――
「まったく…」
営業課、最年長の鈴木くんが呆れ顔で呟き…
「ホント、杉山くんは面白いんだからぁ」
笠原主任が、穏やかに笑う。
「もお、今夜が待ち遠しいんじゃないのぉ」
この杉山くんの存在感は、わたしにとっての…
男性版『越前屋』さんに値する。
「そ、そんなことないっす」
「ふぅん、そうかなぁ…」
「そ、そうっすから」
「あ、そうだ、美咲ちゃんも、笠原主任の代わりに参加しなよ」
「え、いいんですかぁ」
「うん…」
この美咲ちゃんもかわいい…
「やったぁ…
なんか、すごい美人さんがいるからって、心配してたんですよぉ」
「お、おい、美咲…」
このコールセンター部で、一番頼りにしている鈴木くんの彼女でもある。
「ごめんなさいね、ちょっと子供がねぇ…」
そして、この笠原主任は…
彼、大原常務と同期であり、わたしとの関係を理解しており…
全幅の信頼をしている存在であった。
そんな、このコールセンター部での穏やかなやり取りに…
蒼井美冴さんへの揺らぎの想いは、ゆっくりと、薄まっていた―――
「佐々木部長おはようございます…」
「あ、笠原主任、おはようございます」
わたしは本来、『新プロジェクト企画室室長』以前に、この、本社『コールセンター部』部長である。
そして今…
このコールセンター部に於いて、新規業務での基本マニュアル作成を進めていた。
そのメンバーには、営業課の三人と、笠原主任…
そして、蒼井美冴さん同様、派遣社員から正社員雇用制度を適用した松山美咲…
経験者優遇処置として派遣会社からのメンバー二人の計六名。
そしてこれらも、わたしの仲間―――
「佐々木部長にチェックしてもらいたくてぇ…」
杉山くんが、そう言ってきたのだが…
「うん、それはわかってるけどさぁ…」
と、揶揄いの目を向け…
「え…」
「杉山くんの本当の狙いはさぁ…
プロジェクト室の女子チェックなんじゃないのぉ…」
「あ、え、ち、違うっす」
「ふぅん、そうかなぁ…」
「あ、い、いや…」
目が泳ぎ、顔が赤くなり、まりで、冷汗までが、流れてるかの様に見える。
「コールセンター部に負けず劣らずに、美人揃いだからねぇ…」
「あ、いや…」
図星であったみたい―――
「まったく…」
営業課、最年長の鈴木くんが呆れ顔で呟き…
「ホント、杉山くんは面白いんだからぁ」
笠原主任が、穏やかに笑う。
「もお、今夜が待ち遠しいんじゃないのぉ」
この杉山くんの存在感は、わたしにとっての…
男性版『越前屋』さんに値する。
「そ、そんなことないっす」
「ふぅん、そうかなぁ…」
「そ、そうっすから」
「あ、そうだ、美咲ちゃんも、笠原主任の代わりに参加しなよ」
「え、いいんですかぁ」
「うん…」
この美咲ちゃんもかわいい…
「やったぁ…
なんか、すごい美人さんがいるからって、心配してたんですよぉ」
「お、おい、美咲…」
このコールセンター部で、一番頼りにしている鈴木くんの彼女でもある。
「ごめんなさいね、ちょっと子供がねぇ…」
そして、この笠原主任は…
彼、大原常務と同期であり、わたしとの関係を理解しており…
全幅の信頼をしている存在であった。
そんな、このコールセンター部での穏やかなやり取りに…
蒼井美冴さんへの揺らぎの想いは、ゆっくりと、薄まっていた―――

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