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シャイニーストッキング
第22章 ほつれるストッキング 1 佐々木ゆかり
65 大原浩一(2)
「え、そうかなぁ、家政婦さんが掃除してくれてるから、そんなこ…あ……」
その瞬間、ゆかりは私に抱き付き、唇を寄せてきた…
だが私は、そのキスに違和感を感じてしまう――
そして…
「ううん、浩一さんの…甘い匂いがする…」
そう、囁くゆかりの声音にも、僅かな引っ掛かりを…
いや――
なんとなく、二人の間に、見えない隙間が生じている様な…
いや、それは、私自身の罪悪感からの勝手な思いなのかもしれないのだが…
そんな心のズレを、感じてしまっていた。
「………」
だけど、そんなズレ、違和感も、このゆかりからの甘いキスと共に溶け、緩みつつあり…
「ゆ、ゆかり…」
私はゆっくりと、ゆかりを抱いていく。
「あ、こ、浩一さん…」
だが、いつもは柔らかいこの舌先が…
そして、甘く、熱く流れ込んでくるゆかりの想いの蜜も…
なんとなく、冷ややかに感じられてしまっていた。
「ゆ、ゆかり…」
はやり、それは、罪悪感が生む、自分勝手な思い込みからの心のズレなのか…
カラダを預け、寄せてくるゆかりの背中を抱く、その手にも…
なんとなく、力が込められないでいた――
「…………」
ふと、ゆかりが唇を離す…
「ぇ……」
まるで、私は、そんな罪悪感からの違和感を見抜かれてしまったのではないか…と、ドキっとしてしまう。
「あ、ごめんなさい…ちょっと喉が…」
だが、ゆかりは、そう囁き、サイドテーブルの缶ビールを口にする。
「………」
だが、まだ、心の引っ掛かりは拭えない…
「あ、えっ」
「ん、ほらぁ…」
なんと…
ゆかりは、口に含んだビールを…
「んん…」
口移ししてきたのである。
「ほら、飲んでぇ…」
「あ…んん…」
ゆかりと愛し合う様になって、丸二年が経た――
だが、お互いの愛を自覚はしてきてはいたけれども…
いや、ゆかりが、私の愛情によって、かなり丸くなり、より、女らしく変化してきているのは感じてはいたのだが…
こんな甘えた、戯れ事を…
いや、口移しをするなんて…
違和感が…
いや、心の引っ掛かりが…
ますます、拭えない―――
え…
あ…
ゆかりは…
欲情に、昂ぶっているのか…
目が、妖しく、潤み…
見た事がないほど、艶めいている――
「え、そうかなぁ、家政婦さんが掃除してくれてるから、そんなこ…あ……」
その瞬間、ゆかりは私に抱き付き、唇を寄せてきた…
だが私は、そのキスに違和感を感じてしまう――
そして…
「ううん、浩一さんの…甘い匂いがする…」
そう、囁くゆかりの声音にも、僅かな引っ掛かりを…
いや――
なんとなく、二人の間に、見えない隙間が生じている様な…
いや、それは、私自身の罪悪感からの勝手な思いなのかもしれないのだが…
そんな心のズレを、感じてしまっていた。
「………」
だけど、そんなズレ、違和感も、このゆかりからの甘いキスと共に溶け、緩みつつあり…
「ゆ、ゆかり…」
私はゆっくりと、ゆかりを抱いていく。
「あ、こ、浩一さん…」
だが、いつもは柔らかいこの舌先が…
そして、甘く、熱く流れ込んでくるゆかりの想いの蜜も…
なんとなく、冷ややかに感じられてしまっていた。
「ゆ、ゆかり…」
はやり、それは、罪悪感が生む、自分勝手な思い込みからの心のズレなのか…
カラダを預け、寄せてくるゆかりの背中を抱く、その手にも…
なんとなく、力が込められないでいた――
「…………」
ふと、ゆかりが唇を離す…
「ぇ……」
まるで、私は、そんな罪悪感からの違和感を見抜かれてしまったのではないか…と、ドキっとしてしまう。
「あ、ごめんなさい…ちょっと喉が…」
だが、ゆかりは、そう囁き、サイドテーブルの缶ビールを口にする。
「………」
だが、まだ、心の引っ掛かりは拭えない…
「あ、えっ」
「ん、ほらぁ…」
なんと…
ゆかりは、口に含んだビールを…
「んん…」
口移ししてきたのである。
「ほら、飲んでぇ…」
「あ…んん…」
ゆかりと愛し合う様になって、丸二年が経た――
だが、お互いの愛を自覚はしてきてはいたけれども…
いや、ゆかりが、私の愛情によって、かなり丸くなり、より、女らしく変化してきているのは感じてはいたのだが…
こんな甘えた、戯れ事を…
いや、口移しをするなんて…
違和感が…
いや、心の引っ掛かりが…
ますます、拭えない―――
え…
あ…
ゆかりは…
欲情に、昂ぶっているのか…
目が、妖しく、潤み…
見た事がないほど、艶めいている――

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