この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
シャイニーストッキング
第22章 ほつれるストッキング 1 佐々木ゆかり
70 大原浩一(3)
実は、私は内心、怖くて、戸惑い…
そして、少し焦っていた――
今夜、こうしてゆかりが、私に逢いに着た、いや、来てくれた…
だけど、それは…
昨日の、正にゆかりと律子の対峙といえた時の、あまりにも情けない私の狼狽えからにより、自ら告げてしまったかの様な…
律子との関係の露見。
あの時の、ゆかりの哀しそうな顔…
美冴の呆れ返った表情…
そして、さっきの宴会場で見せた、ゆかりの絶望的な目――
それらを鑑みれば…
間違いなく、ゆかりに律子との関係を詰問されるに決まっている――
そして、それは…
昨夜の美冴から伝えられ、そして、さっきの宴会場でも云われた…
『後は自分で何とか頑張りなさい…』
という言葉で、ある程度の覚悟は決めていたのだが――
なぜか…
ゆかりは、それ等の事を、詰問どころか、一向に触れてはこないのだ。
それが、怖さと戸惑いを生んでいた――
『あの秘書は、何なのよっ』
『あんなオンナとっ』
私は、ゆかりに、そんな勢いで詰められ、責められたかった、いや、覚悟をしていた、いいや、そんな罵声を浴びた方が、却って開き直れた筈なのである…
だけど、ゆかりは、一向に、まったく触れてさえこない。
それが怖かった――
逆に、昨日からの事なんて全く無かったかのように…
それはまるで、美冴に強く嫉妬していたあの頃の様な雰囲気を醸し出し…
逆に、私に甘え、寄り添ってくる様な感じを見せてきていたのだ。
そしてそれが、私を戸惑わせてもきた…
いや、どうして良いのか、わからなくなっていた――
だけどゆかりは、まるで何も無かったかの様に…
一昨日と同じ様に私に甘え、唇を求めてくる。
それが、怖くて、戸惑うばかりであったのだ――
そしてゆかりは…
部屋に入り、自ら進んでベッドルームへと私を導き…
『抱いて、愛して欲しいの…』
と、甘えてまできたのである。
だが…
なんとなく、それまでのゆかりの目には、私への、今迄見せてきたような慈愛の色が、なんとなく感じられなかったのだが…
ビールの口移しから…
一気に、欲情の艶を露にしてきた。
どうしてよいのか、訳がわからない…
ただ、私は、戸惑うばかり――
実は、私は内心、怖くて、戸惑い…
そして、少し焦っていた――
今夜、こうしてゆかりが、私に逢いに着た、いや、来てくれた…
だけど、それは…
昨日の、正にゆかりと律子の対峙といえた時の、あまりにも情けない私の狼狽えからにより、自ら告げてしまったかの様な…
律子との関係の露見。
あの時の、ゆかりの哀しそうな顔…
美冴の呆れ返った表情…
そして、さっきの宴会場で見せた、ゆかりの絶望的な目――
それらを鑑みれば…
間違いなく、ゆかりに律子との関係を詰問されるに決まっている――
そして、それは…
昨夜の美冴から伝えられ、そして、さっきの宴会場でも云われた…
『後は自分で何とか頑張りなさい…』
という言葉で、ある程度の覚悟は決めていたのだが――
なぜか…
ゆかりは、それ等の事を、詰問どころか、一向に触れてはこないのだ。
それが、怖さと戸惑いを生んでいた――
『あの秘書は、何なのよっ』
『あんなオンナとっ』
私は、ゆかりに、そんな勢いで詰められ、責められたかった、いや、覚悟をしていた、いいや、そんな罵声を浴びた方が、却って開き直れた筈なのである…
だけど、ゆかりは、一向に、まったく触れてさえこない。
それが怖かった――
逆に、昨日からの事なんて全く無かったかのように…
それはまるで、美冴に強く嫉妬していたあの頃の様な雰囲気を醸し出し…
逆に、私に甘え、寄り添ってくる様な感じを見せてきていたのだ。
そしてそれが、私を戸惑わせてもきた…
いや、どうして良いのか、わからなくなっていた――
だけどゆかりは、まるで何も無かったかの様に…
一昨日と同じ様に私に甘え、唇を求めてくる。
それが、怖くて、戸惑うばかりであったのだ――
そしてゆかりは…
部屋に入り、自ら進んでベッドルームへと私を導き…
『抱いて、愛して欲しいの…』
と、甘えてまできたのである。
だが…
なんとなく、それまでのゆかりの目には、私への、今迄見せてきたような慈愛の色が、なんとなく感じられなかったのだが…
ビールの口移しから…
一気に、欲情の艶を露にしてきた。
どうしてよいのか、訳がわからない…
ただ、私は、戸惑うばかり――

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


