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シャイニーストッキング
第22章 ほつれるストッキング 1        佐々木ゆかり
 77 元六本木の姫の意地

「わたしが……シて…あげ…るわ……」

 勃たないのならば、わたしが、勃たせるまで――

「さぁ…」

「あ、ゆ、ゆか……」

 わたしは四つん這いとなり、浩一さんの股間へと、顔を寄せていく……

「さぁ、ほらぁ…」

 そして…

 ジーー…

 チャックを下ろしていく。

「あ、ゆ、ゆかり…」
 それは、わたしの、オンナの意地。

 松下秘書になんか…
 負けるわけにはいかない――

 わたしは、元、六本木のディスコクィーンの…
『ゆかり姫』とまで、呼ばれたオンナなんだから。

 そして、あの時代の取り巻きだった輩連中には、今の日本経済を左右する影響を持った二世坊っちゃん達も少なくはない――

 例え彼女に、山崎専務絡みの『都市伝説』と噂される程の謎の由縁、影響力があったとしても…
 わたしだって引けを取らない筈…
 ううん、自信がある。

 大好きな、愛しているオトコを、盗られたならば…
 獲り返すだけだ――

 それも、わたしのオンナの力で…
 そして、ストッキングという魅惑さの魅力で…
 大原浩一を、獲り返す――

「さぁ…」
 わたしは、浩一さんのズボンを脱がし、トランクスに指を掛け…

「あぁ…」
 一気に下げ…
 萎だれた、怒張とは名ばかりの…
 いや、そのモノは、今の彼の想い…
 迷い…
 そして、わたしへの罪悪感の象徴――

 だから、また、再び、わたしに想いを向けさせ、勃たせ、昂ぶらせる…

 だってわたしは、元六本木の姫だから…

 松下秘書程度に、譲る気なんてない――


「ふぅ、すっかり萎んじゃってぇ…」
 
「ゆ、ゆかり…」

 わたしは摘み上げ、唇に含んでいく…

 そして、股間に当たるわたしの鼻腔の奥に、『媚薬』といえる、彼特有の、甘い体臭が…

 六本木時代の、黒く澱んだ昂ぶりが、奮わせてきていた――

 ジュル、ジュブ…
 わたしは、彼の象徴を唇に含み、舌先を絡ませていく…

「あ……」

 すると、唇の中で、萎んだスポンジが、水を含み、膨らむかの如くに張りを戻し…
 ゆっくりと、筋肉の固さを甦らせ…

 熱い脈動を、震わせてきた――
 
 

 
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