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シャイニーストッキング
第22章 ほつれるストッキング 1        佐々木ゆかり
 80 大原浩一(9)

 もちろん、ゆかりのストッキング脚は堪らなく大好きで…

 そのストッキングに目が離せないのではあるのだが―――

 だが、今…

 いや…

 美冴のストッキング脚の方が…

 律子のストッキング脚の方が…

 どうやら…

 ゆかりのストッキング脚の魅力より…

 遥かに二人のストッキング脚の方が魅力がある……
 と、気付いてしまったみたいなのである。

「あ………」

 決してゆかりのストッキングの爪先を口にするのは嫌ではない…
 いや、むしろ、自ら進んで舐め、しゃぶりたい。

 だけど…

 僅か、この一週間の間に…

 正解には、この約四日間という短時間の間に…
 このゆかりのストッキング脚より、遥かに魅力溢れ、昂ぶらせてくる、美冴と律子のストッキング脚という存在を知ってしまったのである。

 たがら、そのせいで…
「………」
 今までみたいに、激しく昂ぶり、興奮しないのだと思われるのだ。

 そして…
『悪戯が…過ぎ……てるの…かなぁ……』
 と、嫌みを言われてしまう位に、私は、限界を超えてしまったくらいに…
 美冴と律子を愛し、抱いてしまったのだ。

 特に昨夜は、いや、昨日の夕方から深夜にかけては…
 三回、いいや、実質数え切れない程に昂ぶり、果てた。

 私は、齢40…
 もうオトコとしては、決して若くはない。

 それに、この約二ヶ月間…
 一人寝の夜が、ほとんど無いくらいに暴走してしまっていた。

『悪戯が過ぎてるのかなぁ…』
 ではなくて、正に…
『悪戯をし過ぎ』と、いえるのだ。

 自業自得なんだ…

 そして、美冴と律子のストッキング脚が、あまりにも魅力に溢れ過ぎてしまっていたのである。

 ピチャ、ジュル…
 ゆかりに唇で愛され、辛うじて勃ってはいるのだが…
 ゆかりには、十分過ぎる程に魅力が溢れてはいるのだが…

 遥かに、美冴と律子の二人のストッキング脚の魅力が勝ってしまっている…
 そんな、禁断の甘美な存在を、私は、知ってしまったのだ。

 心の戸惑いが…
 言い訳の出来ない焦燥が…
 揺れて、震えてしまっていた――

「………」

 そんな今イチな、わたしの昂ぶりに気付いたのであろう、勘の鋭いゆかりは、ふと唇を離し…
 顔を上げ、黙って、刺すような鋭い目を向けてきた―――

「………」
 

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