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シャイニーストッキング
第6章 黒いストッキングの女5     課長佐々木ゆかり
 27 疼き

 慰謝料代わりにマンションを貰ったのはいいのだが、3LDKは1人にはとてつもなく広いのである。 

 このマンション売っちゃおうかなぁ…

 そんな事を思いながら寝酒に赤ワインを飲んで再び横になったのだが、まだ、心のザワザワが治まる気配がない。
 時計は午前2時に近かった。
 しかし寝なくては明日の仕事にも差し支えてしまう、そう思い目を閉じる、と、脳裏に部長の顔と声が浮かんできたのだ。

 本当は今夜も抱かれたかった…
 実は最近、セックスの感度が上がった気が、いや、確実に感度が上がったのである。

 大学時代にドラッグ系にハマったきっかけの一つがこのセックスの感度絡みであり、今イチだった感度がこのドラッグ系の使用により劇的に昂まったのだ、その後、完全にドラッグ系を絶つとその反動のせいなのかセックスの感度は瞬く間に半減以下に落ちてしまったのだ。
 だが、カラダから徐々にドラッグ系の影響が抜けていき、それに比例するかの様に徐々に少しずつだが感度も上がってはきていたのだが、約1年前から現在に至る大原部長との定期的な逢瀬と、この恐らく愛情という高まりにより、セックスの感度が一段と昂ぶりをみせてきたのである。
 そして黒い女の存在の影響ともいえるのであろうが、ここ最近のセックスの感度が激増してきていた。
 その感度のせいなのであろう、部長を思い浮かべたら疼き始めてきたのだ。

 ああ、疼いてきた…
 そして脳裏には部長の顔と声が浮かぶ、だが、そこに突然、昼間の外資系派遣会社の営業マンのあのいやらしい、舐め回すような目が急に割り込んできたのである。

 えっ、な、なんで…
 あのわたしの脚を、ストッキングの脚を、まるで目で舐め回すように見つめてきたあの目、そのいやらしい視線から生じたザワザワ感が蘇ってきたのだ。
 そしてそのザワザワ感に伴うかの様にズキズキと子宮が疼き始めてきたのである。
 生理もそろそろ近いのだろう、乳首が張り、パジャマ代わりのTシャツの布地に擦れて痛い位に敏感になっていた。
 その乳首の感覚と子宮のズキズキとした疼きが相まって、奥からジワリと滲み出てくるのを自覚したのだ。

 ああ、濡れてきた…
 ズキズキと子宮が疼く。
 そして最近昂まってきた感度が、少し前の逢瀬の快感を蘇がえらせてくる。

 ああ、本当に部長に抱かれたかった…
 


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