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シャイニーストッキング
第6章 黒いストッキングの女5     課長佐々木ゆかり
 30 膣の欲求

「はぁ…ぁぁ……」
 びしょ濡れになっていたのでショーツを脱いだ。
 
 子宮の疼きはズキズキからジンジンへと変わり、膣の肉が刺激を求めて震えてくる。
 わたしはその膣の震えに応えるかの様に、ヒダをなぶっていた左手の人差し指と中指の2本を膣の中へと挿入れていく。

 ニュチュ、ヌチャ…
 膣内の肉の壁を擦る様に指先を動かすと、濡れた湿った淫靡な音が漏れてくる。
 そして同時に右手でクリトリスを弄っていくのだ。

「はぁ、あんん………」
 
 ニュチュ、ヌチャ、ピチャ…
 クリトリスから痺れる様な快感を感じてくる、そして奥からは愛の蜜が溢れてくる。

「はぁ、はぁ、あぁ…」
 昂ぶりに喘いでしまう。

 ニュチュ、ヌチャ、ニュチュ、ヌチャ…
 左手の2本の指先で膣内を掻き回すように動かし、右手でクリトリスを弄るとジンジンと子宮が疼く。

 ああ、気持ちいい…
 クリトリスと膣へのダブルの刺激の快感が堪らない。

 あぁぁぁ…
 だがしかし、快感が昂ぶれば昂ぶる程に、なぜか膣内に虚無感を感じてしまうのである。
 2本の指の動きでも確かに気持ちが良いのだが、快感が昂ぶる程に膣内の密着感、肉の棒のあの微妙な硬さが欲しくなってきていたのだ。

 あぁ、部長のチンポが欲しい、欲しいの…
 2本の指では刺激も、中の密着感も物足りなない。
 膣内を密着し、圧迫する様な快感が欲しいのである、そして奥に蠢く子宮の壁を突いてくる刺激が欲しくて堪らなくなってきていたのだ。
 そして昔のよく慰めていた頃は、そんな膣の欲求はクリトリス弄りの快楽だけで上手く誤魔化せてクリトリスだけで絶頂感を迎えられていたのだが、なぜか今夜はクリトリスだけではイケないでいた。

 ああ、なぜ、なぜイケないの…
 本来はここでサクッとイッて、昼間に受けたいやらしい視線からの刺激の疼きや、部長を欲する欲情の疼きを解消し、自慰の快感の余韻に浸りながら眠れるはず、いや、そうしたかったのだが、このままではますます欲求不満が高まってしまう。

 ああ、ダメだ、チンポが、部長のあの硬く熱いチンポが欲しい…
 すっかり膣の欲求に想いが支配され始めてきていた。

 何とか膣の虚無感を埋められる様にと人差し指、中指、薬指の3本を挿入れて動かしていくのだが、きついばかりで全然気持ちよくないのだ…






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