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シャイニーストッキング
第10章 絡まるストッキング4 和哉と美冴1

102 5年前、あの後…(9)
美冴さんがお客と…
「そ、そんなことはないと思いますよ」
「えぇ、わからないわよぉ…
だってぇ、美冴さん美人だったからぁ、ファンのお客多かったしぃ…」
「そ、そんなっ」
僕は朱美さんのそんな言葉にイラついてしまう。
「あらぁ、和哉くん、なんかムキになってなぁいぃ…」
「いや、なってないです」
実はムキなっていた。
そしてかなり苛立っていた。
それは実質、僕の知っている美冴さんはあの禁断の二週間の時期だけであり、それ以前の美冴さんについては存在しか知らなかったから…
夏休みになり、昼間のアルバイトを始めてから美冴さんを、いや、この朱美さんの事も初めて知ったのである。
だからあの禁断の時期以前の美冴さんの事には全く知らないし、この朱美さんに言われる迄、そんな事を想像すらした事さえなかったのだ。
「美冴さんはぁ、かなりぃ人気あったからなぁ…」
そう云われれば確かにそうなのだ、人気があるのを感じてはいた。
それは、平日昼間のファミレスのお客の主流、常連はサラリーマン主体であった、それも20代から40代迄の幅広い年齢層である。
サラリーマンにとってはファミレスのランチメニューは低価格で、スープ、ライスお替わり自由、そしてうちはコーヒー飲み放題も付いているのだ。
だから平日昼間の11時から2時辺りまでの客層の中心はほぼサラリーマンであり、その中の約6割以上が常連客で僕でさえ顔が認識できている位なのである。
そんなサラリーマンの常連客に、美冴さんが辞めて直ぐから、よく
『あれ、美冴さんいないの…』
『えぇ、辞めちゃったの…』
等々、かなり訊かれていた。
だからお客と仲良くなった…
気に入ったお客達と遊ぶ…
遊んだ…
なんて事の可能性が朱美さんの言葉により、ゼロではないと急に思うようになってしまっていたのである。
そして以前に読んだエロ本を思い出してきたのだ。
それはパートの人妻が仲良くなったお客と平日昼間に不倫、浮気を繰り返す…
という内容であった。
まさか…
そんな…
あの美冴さんが…
まさか…
美冴さんがお客と…
「そ、そんなことはないと思いますよ」
「えぇ、わからないわよぉ…
だってぇ、美冴さん美人だったからぁ、ファンのお客多かったしぃ…」
「そ、そんなっ」
僕は朱美さんのそんな言葉にイラついてしまう。
「あらぁ、和哉くん、なんかムキになってなぁいぃ…」
「いや、なってないです」
実はムキなっていた。
そしてかなり苛立っていた。
それは実質、僕の知っている美冴さんはあの禁断の二週間の時期だけであり、それ以前の美冴さんについては存在しか知らなかったから…
夏休みになり、昼間のアルバイトを始めてから美冴さんを、いや、この朱美さんの事も初めて知ったのである。
だからあの禁断の時期以前の美冴さんの事には全く知らないし、この朱美さんに言われる迄、そんな事を想像すらした事さえなかったのだ。
「美冴さんはぁ、かなりぃ人気あったからなぁ…」
そう云われれば確かにそうなのだ、人気があるのを感じてはいた。
それは、平日昼間のファミレスのお客の主流、常連はサラリーマン主体であった、それも20代から40代迄の幅広い年齢層である。
サラリーマンにとってはファミレスのランチメニューは低価格で、スープ、ライスお替わり自由、そしてうちはコーヒー飲み放題も付いているのだ。
だから平日昼間の11時から2時辺りまでの客層の中心はほぼサラリーマンであり、その中の約6割以上が常連客で僕でさえ顔が認識できている位なのである。
そんなサラリーマンの常連客に、美冴さんが辞めて直ぐから、よく
『あれ、美冴さんいないの…』
『えぇ、辞めちゃったの…』
等々、かなり訊かれていた。
だからお客と仲良くなった…
気に入ったお客達と遊ぶ…
遊んだ…
なんて事の可能性が朱美さんの言葉により、ゼロではないと急に思うようになってしまっていたのである。
そして以前に読んだエロ本を思い出してきたのだ。
それはパートの人妻が仲良くなったお客と平日昼間に不倫、浮気を繰り返す…
という内容であった。
まさか…
そんな…
あの美冴さんが…
まさか…

