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シャイニーストッキング
第10章 絡まるストッキング4      和哉と美冴1
 122 5年前、あの後…(29)

 コンドームの僅か0.03ミリの厚さではあるのだか、今までの美冴さんとのナマでのセックスとの感触が全く違うのである。

 こんなにも感じ方が違うのか…

「あはぁぁ、かずやくぅん、挿入ったわよぉ、挿入ってるわよぉ…」

 ニュチャ、ニュチャ、ニュチャ…

「ああ、あ、朱美さん…」
 
 ニュチャ、ニュチャ、ニュチャ…

 僕は挿入して、コンドーム装着とナマとの違和感をも感じながら、童貞少年の初めての挿入の感動と感激を装うのである。
 やはり、快感としては朱美さんのフェラチオの方が感じていたし、とにかく挿入感覚が美冴さんのナマとあまりにも違う事に驚いていたし、違和感を覚えていたのだ。
 そしてもう一つ、コンドーム装着の違和感の他に、美冴さんとの挿入の、膣の肉の感触の違いにも違和感を感じていたのであった。

 これもこんなにも個人差があるのか…

 美冴さんのアソコ、つまり膣は全体的に締まり、僕のペニスに絡み付いてくるように均等に締め付けてきた感触が記憶に残っていたのだが、朱美さんのアソコ、膣の中は全く感触が違うのである。
 朱美さんのアソコは入り口がきつく締まり、中、つまり膣の中は少し緩いのである、そして中が浅く感じるのだ、ピストンをするとすぐに奥の柔らかな膣の壁、子宮の壁にぶつかる感じがするのであった。
 だから、つまりは奥に直ぐに当たり、中間は緩く、根元がギュッときつい、そんな感じ、感覚、感触なのである。


 ニュチャ、ニュチャ、ニュチャ…

「ああん、かずやくぅん、すごぉい、当たるぅ、当たるのぉ…」
 朱美さんはその僕の先が膣の奥に当たる事が気持ちよい快感らしく、盛んにそう喘ぎながら身悶えをし、僕の腰に両脚を絡めながら淫れていた。

 ニュチャ、ニュチャ、ニュチャ…

「はぁん、ああん…」

 ニュチャ、ニュチャ、ニュチャ…

 だが僕は勿論気持ちよいし、快感も感じてはいたのであるが、コンドーム装着の感触の鈍さなのか、それとも膣の中の締まり的な違いからなのか、それかさっきのフェラチオでの射精のせいなのか、あの美冴さんとのまるで亀頭が蕩けてしまうような感覚の昂ぶりの快感は感じていなかったのである。

「はぁ、はぁん、かずやくぅん、すごぉい、すごぉく感じるうぅ…」

 ニュチャ、ニュチャ、ニュチャ…





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