この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
社内の推しメン先輩は、なぜか私のことが好きらしい。
第2章 私は推しが好きすぎる
「そこで空室が2部屋以上あれば、1室ずつ部屋に泊まる。1室しか空きがなければ、一緒の部屋に泊まる。それが嫌ならタクシーで帰ろう。1時間以上はかかるし、タクシー代も結構な額になるかもしれないけど」
 そう言われてから気が付いた。ラブホの空室が2つ以上あれば、なにも一緒の部屋で寝泊まりする必要はないんだ。料金は倍掛かるけれど。
「……漫喫に泊まる案は?」
「却下です。……と言いたいけど、椎名さんがどうしても漫喫に泊まりたいなら、そこでもいい。ただし俺も一緒に、だけど」
「えっ」
 私が驚いた声をあげると、当然ですと言わんばかりの顔で先輩は話を続けた。
「どちらかがホテルでどちらかが漫喫、というのはナシで。不公平感が出るからね。ただ俺的には、椎名さんを漫喫に泊まらせたくはないかな。週末ならまだしも、明日も平日で通常業務なので」
「……はい」
「漫喫が悪いって言ってるんじゃないんだよ。ただ、ちゃんと体を休めるべき所で休んでほしい。疲労が残ってる頭で明日の仕事が捗ると思う?」
「………」
 至極当然のことを咎められて何も言えなくなる。反論できなかったのは、先輩の言いたい事がよくわかるからだ。
/60ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ